約 1,194,809 件
https://w.atwiki.jp/sirazumi/pages/40.html
いじめっ子(いじめっこ) 種別 人名 初出 一巻 解説 性別:男/年齢:18歳/脳内CV:浅沼晋太郎/一人称:俺/二人称:お前/身長:170cmぐらい/誕生日:6月22日/口癖:「気に入らねえな」 強力なカードの多い【BF】デッキを使う。主力カードは《BF-疾風のゲイル》、切り札は《BF-アーマード・ウィング》。 とある少年からカードを巻き上げようとしている現場を緋色に目撃され、彼女とデュエルする事になる。 BFの連携プレーで緋色を圧倒するも、彼女の実力の前に敗北する。 本編では明かされていないが、名前は「名張 冴(なばり さえ)」。 人間関係 関連リンク
https://w.atwiki.jp/totugekiyokoku/pages/133.html
現在やるべき事 学校電凸 教育関係に電凸 報道関係にタレコミメール 静岡市教育委員会はこちら 城南静岡高等学校はこちら 晃希 http //imepita.jp/20090426/676880 http //pr.cgiboy.com/13704444 ホームレスいじめをした人物 1年G組 http //www.johnan.ac.jp/ 静岡県静岡市駿河区南八幡町1番1号 城南静岡高等学校 ℡ 054(285)6156 e-mail(代表) info@johnan.ac.jp ホームレスいじめ発言 http //s02.megalodon.jp/2009-0426-1911-32/d36.decoo.jp/diary/08271035/ ホームレスいじめ確定画像 http //s04.megalodon.jp/2009-0426-1912-27/x109.peps.jp/annairikouki/album/c_index.php?cn=2 guid=on tnum=38 無免?画像 http //s01.megalodon.jp/2009-0426-1913-01/x109.peps.jp/annairikouki/album/c_index.php?cn=2 guid=on tnum=36 器物破損 http //s02.megalodon.jp/2009-0426-1919-06/d36.decoo.jp/diary/08271035/?from=46 PHPSESSID=g0p2jahthlgb26qrav2csn35u0 タバコ発言 http //d36.decoo.jp/diary/08271035/?from=50 PHPSESSID=g0p2jahthlgb26qrav2csn ムカつく頭いてえ もうがっこなんてどうでもいいや適当にやっときやいいんだらつかさ 元々頭で入ったわけぢゃないから勉強ついてけるわけねえし だから自動的に留年とかなってがっこやめそだや、ぶはつ 高校わだるいなあまったくこんなとわ思わなかったやまぢ病む し野球なんてやってなきや良かったし いらいらすんなあがっこから帰ってもあいつら定時だから遊べんし 沼津にわ友達いねえしだりい女わいるしまぢやってけねえよ 地元で通ってる奴にわわかんねえよだからこれ以上俺困らせないでくんね? まぢせっぱつまりちゆ 2009/04/14(Tue) 22 37 だりいだりいだりい嫌な事ばっかで いろんな奴から俺ばっかり言われて 事情も俺の考えもわかってねえ奴等が語んぢやねえよ 俺がどんな思いしてやってるかわかってんのか? だから野球なんてやんなきゃ良かったんだよ 毎回毎回俺だけ悪くなってさ、選抜んときだってなんもわかってねえくせに俺だけわりいみたいに言われてるし ばかぢゃねえの? ただうぜえからッてそんな事ゆうわけねえだろナメてんなよ 野球でばっか問題起こんぢゃん もうほっとけよ、、嫌な事ばっかりやってるだけの生活なんて俺にわ無理 だから寮出れたと思えば今度ゎ家から出れねえし家にいりゃ俺ばっか怒鳴られて連れとも逢えねえし遊べねえし学校にだって仲間なんていねえし なんのために沼津まで行ってんだよ何か良いことあんのか? どうせ俺ゎこんな奴だからしょ-がねえんだよ いい加減 限界ストレスたまり過ぎだしストレス発散できねえし 俺の考えなんて甘ったれてて通らねえかもしんないけんもう無理だ 頭おかしくなる前に家でよこんなん俺にわ無理 2009/04/11(Sat) 00 19
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1018.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 480 採用通知?/コメントログ」 「おざうさま・いもうとさま優遇はゆっくりできますわ!!」とウチのさくやが申しておりますので、れみ・ふら虐待は無しでおねがいします。 -- 2010-07-09 13 10 43 お前の家にさくやはいないから安心しろ。 -- 2010-09-15 01 47 55 ゆっくりできたよ!! -- 2010-09-23 01 57 25 ↓↓↓どういせざるをえないんだぜ! れみりゃふらんいじめはゆっくりできないのぜ! やるんならまりささまをじごくにつきおとしてほしいのぜ!! -- 2010-11-12 06 30 46 れみふら虐め… 私は一向にかまわん! 少ないし面白いからむしろもっと増えてほしい。 そしてお前の家にさくやはいないから安心しろ。 -- 2011-01-12 22 21 26 細かいことだが お客様(読者)を L田「くん」 なんて呼ばないだろ L田「さん」 だろ -- 2011-06-30 01 59 13 ふらんをいじめるのはちょっとなぁ… -- 2011-10-05 20 12 53
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2640.html
ごめんなさい 5KB 悲劇 理不尽 希少種 独自設定 五作目です。 5作目です。 善良な希少種が死にます。 1日目 「だしてね!!ここじゃゆっくりできないよ!!」 「おねがいします!わたしたちがなにかわるいことをしたのなら あやまります!だからここからだしてください!」 薄暗いコンクリートの部屋の中、2つの声が響く。 声の主は子ゆっくりサイズのゆっくりちるのとゆっくりだいようせいだ。 二人がいつものように仲良く遊んでいたところ 突然やってきた人間によってここまで連れてこられたのだ。 「ちるのちゃん・・なんだかこわいよぅ・・」 「だいじょうぶだよだいちゃん!さいきょうなあたいがついてるよ! あたいが、ぜったいにだいちゃんをここからだしてあげるね!」 「ちるのちゃん・・・」 突然知らないところへ連れてこられ怯えるだいようせいをちるのが励ます。 二人は部屋の中を見回した。 部屋の中には巨大な機械が鎮座している。 そして、その周りにはオレンジジュースを凍らして一口サイズにした氷がたくさん転がっていた。 「だいちゃん、これおいしそうだよ。たべちゃおうよ。」 「そんなことしていいのかなぁ?」 「いいよ!あたいたちをこんなところにとじこめたおかえしだよ!」 そう言って氷を食べ出すちるの。 それにつられてだいようせいも食べ出す。 自然界ではほとんど味わった事のない甘味につい夢中になって食べ続ける。 しばらく立つと、だいようせいに異変が起きた。 ちるのがだいようせいの異変に気がつく。 「どうしたの、だいちゃん?」 「なんだかさむい・・・」 二人は食べることに夢中で気づいていなかったが、 二人が氷を食べ始めた時から鎮座していた機械が動き出し少しずつ冷風を出していたのだ。 それによって室温は徐々に下がりそれと共にだいようせいの体温も下がっていた。 また、氷を食べていたことがさらに追い打ちをかけていた。 「かぜさんをだすのをやめてね!!だいちゃんがさむがってるよ!!」 冷風を止めるように機械に向かって叫ぶちるの。 しかし、機械は冷風を出し続ける。 頭にきたちるのは機械に体当たりをするが機械はびくともしない。 しばらくちるのは体当たりを続けたが諦めだいようせいに近寄る。 「だいちゃん、あたいがす~りす~りしてあげるね。」 「ひゃっ!!つめたい!!」 「っ!!」 「あっ・・・」 ちるのがだいようせいの体を温めてあげようとだいようせいの体に触れたところ 突如、だいようせいがちるのを突き飛ばした。 突然ではあるがゆっくりちるのの体は氷で出来ている。 そのため、寒さにとても強くだからこそ室温の下がった部屋でも平気で動き回れたのだ。 そして、その体はとても冷たい・・・ 「ちっ、ちるのちゃんあのね」 「だいちゃん、あたいなにかあったかいものをさがしてくるね。」 「ちるのちゃん・・・ごめんね・・」 「いいよ!べつにきにしてないよ!じゃっあたいさがしてくるね! だいちゃんはそこでまっててね!」 「ごめんね・・ごめんね・・ちるのちゃん・・ごめんね・・」 何でもなかったように振る舞い去っていくちるのを見つめながらだいようせいは謝り続けた。 何か寒さをしのげるものがないか部屋の中をくまなく探すちるの。 しかし、あるのは冷風を吐き出し続ける機械と先ほど食べていた氷の残りだけだった。 何とかならないかと考えたちるのは残った氷をだいようせいと機械の間に積み重ね壁を作った。 さらに自分は機械の冷風が吐き出されるところに陣取り 少しでも冷風がだいようせいに当たらないように防ごうとした。 歌をうたったりしてだいようせいを励まし続けた。 しかし、寒さはだいようせいの命を削り取っていく。 「ちるのちゃん・・」 「なに。だいちゃん?」 「わた・しの・・ぶんまで・・ゆっくり・していっ・・てね。 だい・・すき・だよ・・・ちる・・のちゃん・・・」 「だい・・ちゃん・・・だいちゃん!!!」 急いでだいようせいへ近寄るちるの。 だいようせいは事切れていた。 「だいちゃん・・だいちゃん、だいちゃん!だいちゃん!!だいちゃん!!! うっ・・うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 泣き叫ぶちるの。 その目に涙がにじむ。 しかし、涙はすぐに凍り付く。 極寒の部屋と氷の体がそれを許さない。 ちるのは、だいようせいを救う事もだいようせいのために涙を流す事もできなかった。 2日目 ちるのはだいようせいの亡きがらの隣にいた。 その目に生気はない。 二人を連れてきた人間が部屋に入ってきた。 しかし、今のちるのにはどうでも良い事だった。 二人に近づいた人間はだいようせいの亡きがらに手を伸ばす。 「!」 「やめてね!!だいちゃんにさわらないでね!!」 手を伸ばす人間に必死に訴えるちるの。 しかし、人間はそれを無視しだいようせいの亡きがらを持って行く。 「やめてよ!!だいちゃんを連れて行かないで!! やめて!!やめてよ!!やめてったら!!やめてよぉぉぉぉぉ!!!」 人間はだいようせいの亡きがらを持って部屋を出て行った。 それでも、ちるのはだいようせいを取り戻すため扉に体当たりをし続けた。 部屋から出た人間はだいようせいの亡きがらを近くのゴミ箱に投げ捨てた。 ちるのは一日中扉に体当たりをし続けた。 3日目 部屋の隅でちるのは謝り続ける。 (あたいが、ぜったいにだいちゃんをここからだしてあげるね!) 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 だいようせいを部屋から出してあげられなかった。 (だいちゃん・・だいちゃん、だいちゃん!だいちゃん!!だいちゃん!!! うっ・・うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!) 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 だいようせいを救う事が出来なかった。 (やめてよ!!だいちゃんを連れて行かないで!!) 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 だいようせいが連れて行かれるのを止められなかった。 部屋の隅でちるのは謝り続けた。 4日目 ちるのは死んだ。 亡きがらはゴミ箱に捨てられた。 薄暗いコンクリートの部屋の中、巨大な機械が鎮座している。 その向かい側には小さな氷がたくさん積み重なっている。 小さな二人がここにいた事をその氷たちだけが知っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 1232 捨てゆをひろってみた ふたば系ゆっくりいじめ 1236 焼き芋を買ってみた ふたば系ゆっくりいじめ 1244 ゆ虐戦隊!!ヒャハレンジャー!!! ふたば系ゆっくりいじめ 1255 みんなのうた 大きなドスまりさ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 感想を投稿した愚痴ってるの人達、感想投稿欄の上の※の文しっかり見た?悪口言ったりしたら凄い不快だよ。 よく考えて投稿しない人こそが知能弱者や乙の対象だと思うよ? よく見たら似た様な事言ってる人いるー(´д`) -- 2013-04-02 23 32 20 SSから伝えたいもの探そうとするやつってw 伝えたいこともなにも作者が書きたいから書いただけだろ 文章をそのまんま受けとるってのも時には大切 -- 2013-03-06 23 58 34 もう少し優しく喋ろうぜ というか俺的には差別がどうのこうの以前に 虐待がいかんと思うよ(ってかこれ殺害じゃね?) -- 2012-05-19 16 22 16 希少種→優遇 基本種→虐殺 差別ですけどなにか? -- 2012-04-05 22 59 58 希少種優遇厨がコメ蘭でファビョっててワロタw ゆっくりなんだから希少種だろうが変わらないでしょう? ↓寒さでじっくり虐待 + 片割れは寒さ耐性 → ちるの ちるのと仲がいい → だいようせい ってキャスティングじゃないかな -- 2012-02-13 01 00 18 なぜちるのとだいようせいだったのかが分からなくて、もやもやする。 氷と冷風って設定を使いたかったのかな -- 2011-07-17 17 03 22 ていうか、あの人間は何をしたかったのかが分からない 鎮座する機械とはなんなのか?クーラーか?でも氷はどうなる? せめて機械の用途だけでも欲しかった -- 2011-03-24 13 40 08 三行以上読めない人乙wwww 三行以上読めないから自分の反論が既に前の三行以上コメに打ち消されてることにも気付いてないwwww 1の結果出す奴と0の結果出す奴を自分で勝手に決めてることが差別なんだって言われてんのにwwww知能弱者は辛いね〜 -- 2011-02-06 13 13 25 希少種もヒャッハーと言いたいのかどうかは解らんが、読みづらいと真面目に読まない奴が大量発生 俺もその一人 -- 2011-01-09 11 58 32 三行以上読む気にならない人がなんでSSのスレにいるのか不思議だ。 -- 2011-01-09 04 23 13 ちるのちゃんとだいちゃんになにをするんだ!げすならいいけど(ぼそ) -- 2010-12-11 16 55 16 自分のせいでDieようせいちゃんを死なせてしまうシチュにQNQNキたよ! 馬鹿でも仲間が死ぬ苦しみくらいは解るんだね -- 2010-11-07 17 38 25 とりあえず他人が不快になるコメントはやめろし。 注意書き読めないならコメントしないでね! 作者さんはゆっくりしてるよ! -- 2010-11-02 01 00 41 3行以上読めないなんてゆっくりみたいな奴だな -- 2010-10-21 00 16 53 ↓↓3行以内にまとめてくれないと読む気にならん 区別:あるものと他のものとが違うと判断して分けること 差別:不当に他より扱いを低くすること 1の結果出すやつと10の結果出すやつの給料が同じになるわけが無い -- 2010-09-25 03 00 33 色々内容詰めてほしい部分はあるけれど ちるのが必死になってる姿はなかなか胸を打つものがあって良かったよ 制裁系よりこういうやつがグッとくるんだよね~ -- 2010-08-22 16 32 35 ↓お前個人が勝手に定義した差別と区別の間の差異なんざ知るかよ。 結局はお前の主観に基づく嗜好と願望にマッチしないものが差別だって言ってるんだろ。そんなくだんねー価値観に賛同してくれる人ばっかりと思うな。通常種と希少種の扱いの差を区別とするか差別とするかの判断は個個人次第だ。お前はそれを区別と呼ぶことが万人に共通の普遍的真理と信じてて、差別という表現を使う人達は間違っていると頭ごなしに否定してバカにするような発言をしてるがな…間違いなんだよその態度は。その真理はとりあえずは自分個人のもので、違う意見を持ってる人もいて、主張の権利が誰もに等しくあると理解しろ。こういう場において自分が世界の絶対真理を有しているみたいな態度で他人の判断を異端扱いしてに否定するのはやめとけ。頭悪いのがばれるぞ。 -- 2010-08-22 14 47 04 ↓どういう意味でなのかゆっくりきゃいちぇね! あと差別と区別の差を理解できてるとてもゆっくちできてるにんげんさんにはあまあまをあげりゅよ! -- 2010-08-21 21 38 55 おま!!、、、、これはねえよ、、 -- 2010-08-20 22 20 56 ×差別 ○区別 -- 2010-08-19 22 57 02
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/59.html
とある野良ゆっくり達の話 8KB ※13あき氏のイラストを基に書いています。 台詞、モノローグいろいろパクリ、原作レイプ注意。 ここに、一匹のまりさがいた。 まりさは山のゆっくりであった。 れいむを妻に迎え、子れいむ、子まりさという子供を授かった。 何処にでもいる普通のゆっくりだ。 まりさは山のゆっくりであるから、自分で自分のご飯を調達する必要があった。 ゆっくりの間で言われている「狩り」。木の実などを目的にしていることからどちらかと言えば採取なのだが今は関係ない。 とにかくまりさは狩りへと出かけるのが日課だった。 家族持ちのまりさにとって、山での狩りは大変な物だった。 なにしろ家族を扶養しなくてはならない。それはまりさにとってとても大きい負担だった。 今日もまりさは家族のため、ご飯を探して山を駆けずり回る。 「ゆぅっ!こんなもんだね!」 それなりの量のご飯を帽子に詰め込み、巣へと急ぐまりさ。 今日の狩りは終了のようだ。 「ゆっくりかえったよ!ただいま、れ・・・・・・」 「おそいよ、まりさ!はやくごはんをだしてね!」 「おとーしゃんはしゃっしゃとれいみゅにごはんちょうらいね!」 「なにしちぇるの!?まりしゃにごはんをよきょしちぇね!」 罵声にも似た催促の声で迎えられるまりさ。 もうこんなことは慣れっこだ。いちいち怒る気など起きない。 「ゆっ、きょうのごはんはこれだよ。ゆっくりたべ・・・・・・」 「はっふ!うめっ!これまじうっめっ!むーしゃむーしゃ!」 「むちゃっ、むちゃべっ!うっみぇ!きょれみゃじうっみぇ!」 「まじぴゃねぇ!ぎゃーちゅぎゃーちゅ!」 一日走り回って集めたご飯も、家族があっという間に平らげる。 その姿を尻目に、まりさは確保しておいたご飯を咀嚼する。むーしゃむーしゃ。少ない。 明日もまた、狩りに行かねばならない。 家族とゆっくりするために、食後のゆっくりは欠かせない。 食休みもかねて、ゆっくりと休憩する。 そしてそのまま眠りに入る。 家族みんなで擦り寄って、明日の朝までぐっすりゆっくりと眠るのだ。 まりさにとって唯一ともいえるゆっくりできる時間である。 次の日の朝になれば、家族みんなで「ゆっくりしていってね!」の挨拶。 そしてまたまりさは巣を出る。 ゆっくりするために、まりさはまた狩りに出かける。 ある日、山の麓でまりさは素敵なゆっくりプレイスを発見した。 そこではイチゴさんがたわわに実り、雨さんが降ってきてもゆっくりできそうな立派なおうちもあった。 ここなら一日中森の中を駆けずり回ってご飯を探す必要もない。 ここなら大切な家族と一日中ゆっくりできる。 そうだ。ここを、まりさのゆっくりプレイスにしよう! きょうからここがまりさのゆっくりプレイスだよ! ゆっくりしていってね! そうと決まれば早速、まりさは家族を連れてゆっくりプレイスへと向かっていった。 家族みんなでゆっくりしよう。そのためのお引越しだ。 補足するが、まりさが見つけたゆっくりプレイスは人間の住居である。 山暮らしであるまりさは人間の事をろくに知らなかった。 元ネタ絵 byありす13あき ここに、捨てられたれいむ達がいた。 彼女達はいずれも薄汚れ、野良であることは一目瞭然だった。 ただし、普通の野良とは違うところがひとつあった。 それは口にくわえられた鋭い木の枝、釘、そして剃刀である。 野良れいむ達は「ゆっくり強盗団」だった。 捨てられたゆっくりが武装して、人間や飼いゆっくりを襲撃するのだ。 最近、ゆっくりれいむ種が捨てられるという事件が急増していた。 その理由は、テレビで連日流れるワイドショーのせいだった。 「でいぶ」というれいむの亜種がいる。 なんでもこの世の全ては自分のためにあるという妄想に取り付かれ、誰に対しても尊大極まる態度で応じるれいむのことを指すらしい。 口コミに始まったこの噂は面白半分でマスコミが大々的に報じ、あっという間に人々の間に広まった。 ふーん、でいぶか。嫌なゆっくりだなぁ。 あれ、でももしかしたらうちのれいむもでいぶかもしれないぞ。 言われてみればそうだ。自己中心的な志向、尊大な態度、どれをとってもでいぶに当てはまる。こいつはでいぶだったのか。 でいぶなんて飼いたくない。どうすれば・・・・・・そうだ、捨ててしまおう。 ブームに踊らされやすい彼らは、このような思考のもとに次々とれいむを捨てていった。 もちろん捨てられたのはでいぶ要素があるれいむだけ。お利巧なれいむはそのまま飼われ続けた。 だが、捨てられた数が数だった。なにせれいむは、基本種中の基本種なのだ。数だけは多い。 あっというまに捨てれいむの数は増えていく。 そうやって捨てられたでいぶ候補達は元々よろしくなかった性根が更に歪み、本当にゲスでいぶとなってしまった。 繰り返すが、捨てられたれいむの数は多い。それの殆どがでいぶと化していくのだ。 自然、野良の最大多数派をでいぶが占めた。 当然ながらでいぶ達は自分達を捨てた人間を恨んだ。 その一部がこうして徒党を組み、「ゆっくり強盗団」誕生となったわけだ。 野良れいむ達(この際でいぶとれいむの違いはつけないこととする)もそんな強盗団のひとつだった。 口にくわえた凶器は、先住野良であるみょんから数に物を言わせて奪い取った。 今日もまた野良れいむ達は飼いゆっくりを見つけた。 飼いれいむ。何故自分達と同じ姿であるこのれいむだけが幸せそうな境遇を手にしているのだ。 許せない。このれいむをいじめて、ついでにこのれいむの飼い主もいじめてやる。 彼女達は調子に乗っていた。 この自信は先日人間に傷をつけた事実から来ている。 もっとも、傷を負わせたのは年端も行かない女の子で、それによって人間達は怒り狂っているということを野良れいむ達は知らない。 これは余談だが、後日大規模な野良ゆっくり狩りが行われた。 このれいむにはきっときれいなおうちがある。 そこでたっぷりとれいむをいじめ、そしておうちをうばってゆっくりプレイスにしよう。 そんな考えとともに、野良れいむ達は飼いれいむを尾けていく。 遠くにはおそらく飼いれいむのおうちであろう人間の住居が見えた。 元ネタ絵 byありす13あき ここに、一匹のまりさがいた。 断っておくが最初のまりさとは別物である。 「ゆゆ~!れいむのあかちゃん、ゆっくりそだってね!」 このまりさはれいむを孕ましていた。 それだけならよくある話だが、この場合は少々事情が異なっている。 れいむは飼いゆっくりであった。対して、まりさは飼いゆっくりではない。 つまり、野良が飼いゆっくりを孕ましたのだ。 飼いゆっくりにとって野良との交尾は忌避されるべきものとして教えられる。 なぜなら、それは飼い主にとって喜ばしい物ではないからだ。 誰だってペットが何処の馬の骨とも知らぬ野良の子を孕んでいれば、嫌な顔をするだろう。 れいむもそれは重々承知していたはずだった。 飼い主への背信行為は万死に値する。 しかし野良まりさはかつて飼いゆっくりを孕ましてそのまま人間のおうちに入り込んだ野良ゆっくりを知っている。 あわよくば自分もそうなりたいと思って、このれいむに手を出したのだ。 れいむは能天気にお腹の赤ちゃんに向かって話しかけている。 飼いゆっくりのルールなど頭から消えうせ、幸せな日々が待っていると信じているのだろう。 それでいい。 まりさは人知れず笑う。 れいむが幸せになってくれれば、自分もそのお零れを貰って幸せになれるのだ。 (ゆふふ、まりさもにんげんをどれいにするのぜ!) 野良まりさは期待に満ち溢れていた。 早速れいむを急かし、人間のおうちへ案内させる。 そこが未来のゆっくりプレイス。まりさは笑いが止まらなかった。 元ネタ絵 byありす13あき 「ゆ゛っ・・・・・・ゆ゛ぁ゛っ・・・・・・」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 「いだいいいいいぃぃぃぃ・・・・・・ぬいでえええぇぇぇぇぇぇ・・・・・・」 「じぬぅ・・・・・・じんじゃう・・・・・・」 「どぼじでぇ・・・・・・どぼじでごんなごどにぃ・・・・・・」 「ゆっ・・・・・・ぅゆっ・・・・・・ゆげえええええええええええ」 今、人間の家、その中庭では凄惨な処刑が執行されていた。 ここに集まったゆっくり達。その身体には何本も杭が突き刺され、そのまま空中高く吊り上げられている。 まるで百舌の早贄。あるいはルーマニアの串刺し公を連想させる。 こんなことをしたのは誰かと聞かれれば、それはこの家の主がやったことだった。 彼はここ数時間家を離れていた。理由は散歩、あるいは買い物、なんでもいい。 そして戻ってくれば玄関には野良ゆっくり共がたむろしていたというわけだ。 そう、この野良ゆっくり達とは、先述のまりさ家族、ゆっくり強盗団、野良まりさである。 奇しくも彼らが目指していたのは同じ場所。 何の運命のいたずらか、彼らを同時刻に到着させたのだ。 それぞれゆっくり達は思い思いの行動を過ごしていた。 まりさ家族はイチゴのプランターを食い荒らし。 ゆっくり強盗団は家の中に押し入ろうと釘や剃刀などで手当たり次第に傷を付け。 野良まりさは何をするでもなく眠っていた。 最後のはともかく、これが家の主の逆鱗に触れるには十分過ぎただろう。 結果、野良ゆっくり達はただの一匹も例外は無く死ぬ定めにある。 子ゆっくりであろうとそれは変わらない。 むしろ体力がない分早々に死んだ。 そして地面に聳え立つ杭の一本に小さな、本当に小さな饅頭が突き刺さっている。 子ゆっくり、いや赤ゆっくりよりも更に小さい。胎児ゆっくりであろうか。 最も、それはどうでもいいことだ。何故ならその小さな饅頭の息は既に無いからである。 そんな小さな残骸を杭の根元で見上げているのは飼いれいむ。 まむまむからは僅かな餡子を流し、その顔は絶望に染まりきっている。 「あが、ぢゃん・・・・・・れいむの、あがぢゃん・・・・・・」 家の主は同時に飼いれいむの飼い主でもあった。 そしてそのれいむが孕んでいた。やったのはどう見ても野良のうちの誰か。 彼は野良の子を孕ましておくほど人が良くない。結果は見ての通りだった。 杭の先についた元赤ちゃんを見上げる飼いれいむの頭にぽん、と飼い主の手が置かれた。 虚ろな瞳から涙を流すれいむを覗き込むように、彼は囁く。 「おい、これに懲りたらもう野良の子なんて孕むなよ?何度でも同じことしてやるからな」 とある野良ゆっくり達の話 テンタクルあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る どっちもどっちって感じですね。霊夢も悪いし、飼い主も悪い。 -- 2021-05-28 23 57 58 すごくゆっくりしたいい話 -- 2019-03-29 12 20 56 強盗はゆっくりできないよ。 -- 2018-11-18 17 44 28 まりさめっちゃうざい -- 2016-09-16 00 02 22 ゆわあとってもゆっくりしたぎゃくたいだね -- 2016-07-02 21 01 14 汚物は消毒だ -- 2016-02-27 20 48 42 繝偵Ε繝?ワ繝シ繝シ繝シ繝シ繝シ?∵ア夂黄縺ッ豸域ッ偵□縺√=窶シ? -- 2016-02-27 20 48 12 ゆゆぅーん、凄くゆっくりしたいい話だね‼︎ -- 2016-02-07 22 03 42 糞でいぶをじわじわ嬲り殺したい -- 2015-05-29 17 10 48 れいむ種は滅びていい。 -- 2014-06-12 17 35 20 ゆっくり強盗団ちびゆっくりだったら、普通に潰すしw後、最初のまりさうちで飼いたい後、でいぶは、殺すどやぁ -- 2014-05-24 13 52 44 ゆっくり強盗団ただのアホじゃん! -- 2014-05-02 19 55 18 …ダワナンモイエネー -- 2014-03-29 22 42 51 イイデスネー -- 2013-07-01 21 45 46 ↓ゆっくりの場合は親の餡子を引き継ぐことにより高確率でゲスが遺伝するから飼い主は正しい -- 2013-05-26 18 00 04 飼いれいむを殺さなかったのは偉いけど胎児ゆっくりは可哀想だな。生まれて来る子供に罪は無いだろ。(byワンピース) -- 2012-10-14 00 17 19 強盗団にイラッ☆ときた -- 2012-07-18 00 24 13 最初の魔理沙だけは俺が飼うことにしたから生きてると言うことで、なんか苦労人のサラリーマンみたいで可哀想だから他は飼いゆ含めて殺さず生き地獄を与てやろう寿命で死ぬまで地獄をな -- 2012-06-21 00 32 00 でいぶは死ぬべきなんだねーわかるよー -- 2012-03-26 17 01 51 最初の親まりさ「だけ」な -- 2011-12-22 02 41 41
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2331.html
さ〜て、今日も夜食にゆっくりタコ焼きでも食べるか。 ゆっくりタコ焼きとは、加工場産の食用のれいむやまりさをホットプレートやオーブントースターで焼く事で調理して食べる冷凍食品だ。 アルミのパッケージにはれいむとまりさの笑顔が 「ゆっくりしていってね!」「おいしいよ!」などと吹き出し付きで描かれている。 1パッケージに6個いり398円とちょっとお高い。 今川焼きやあんまんに近い食べ物だが、生地と餡子の相性が最高で 普通に小麦粉を溶いて餡子を入れたものとはまるで比べ物にならない。 あれ、冷凍庫に入れておいたはずがどこへ行ったかな? ゴソゴソと奥を探すが見当たらない。 「・・・ゅ・・・・・・ゅ・・・・・・」 足元で何か声が聞こえることに気づいて、下を見ると スーパーの手さげビニールに入っているパッケージを見つけた。 これから食べようとしていたゆっくりタコ焼きだ。 買ってきたまま冷凍庫へ入れ忘れて放置してしまったのだろう。 もぞもぞと動いているところを見ると、すでに自然解凍されてしまっている。 おそるおそる、パッケージを拾い上げてギザギザの溝に指をかけて開封してみた。 「ゆっくちちていっちぇね!」 「ゆっきゅり〜♪」 「ゆっくちちゅちぇね!」 「ゆ〜ん、ゆ〜ん!」 「ゆぅゆぅ・・・zzz」 「ゆ〜ん?・・・ぷりぷり」 6個ともすっかり冬眠(?)から醒めてしまっていた。 赤れいむ3匹と赤まりさ3匹 1匹のまりさは居眠りをしていて、もう1匹は小さなうんうんをしている。 1匹のれいむは人間の赤ちゃんのように泣きじゃくっていた。 もう自我や個性があるのだろうか これでは、冷凍状態と違って勝手に動き回っておいそれとホットプレートで焼くことができないだろう。 苦しめれば味が良くなる成体ゆっくりと違い赤ゆっくりはそのままがベストの甘み。 出来ればゆっくりした状態で調理したい。 かといって再冷凍はどんな食品であれ味を大きく落としてしまうものだ。 う〜ん・・・と考え込んで閃いた。 そうだ、こいつらを成体まで育てることができれば毎日ゆっくりが食べ放題じゃないか? それを冷凍してからタコ焼きにすれば、美味しいゆっくりタコ焼きが毎日食べられるぞ! いや、ゆっくりタコ焼きだけじゃない。 贅沢に赤ゆのみを使用したゆっくりお汁粉に赤ゆっくりの踊り食いだって思うがままだ。 こうして、俺と赤ゆの生活が始まった。 6匹に自由に動き回られるとうっかり踏み潰してしまったり、そこらへんに排泄されても迷惑なので とりあえず飼育ケースとしてダンボールにタオルをひいて入れてやることにした。 そこへ、カップアイスの蓋を逆さにしてティッシュをひく。 「いいか、うんうんもしーしーもここにしろよ。」 「ゆっきゅちきょきょにうんうんちゅるね!」 「ゆっくちわかっちゃよ!」 「ゆっきゅちー!」 「ゆえ〜ん、ゆえ〜ん!」 「ゆゅ〜ん・・・zzz」 「ゆう〜?」 1匹のまりさが話を聞かないで寝てばっかりなのでデコピンをすることにした。 ピシッ! 「ゆびょっ!」 体の半分をぐにゃりとへこませて目を大きく見開き、口から餡子を覗かせた。 「まりささん聞いてますか? うんうんと、しーしーはここだからね。 みんなもうんうんやしーしーを別の場所にやったらデコピンだから覚えておいてね!」 そして、もう一度デコピン ペシッ 「ゆぴゃ! ・・・いちゃいのやぁー!ぴしっやだよぉー!ゆぇえええんん!」 「ゆゆゆ!いちゃがっちぇるよやめちぇあげちぇね!」 「おかーしゃんきょわいよぉ〜!ゆえ〜ん!」 「ゆえぇ〜んゆえぇ〜ん!」 「ゆわぁぁぁ〜ん!」 「ゆぅ?」 痛がってるまりさを心配してる赤れいむもいるが、ほとんどは怖がって奥の方へ逃げて泣いている。 いくら頭の悪いゆっくりでも、こうやって体で教えていけば大丈夫だろう。 そういえば餌がまだだったな。 赤ゆっくりは生まれた直後に親が茎を食べさせるというが、まあ米粒でもあげておけばいいか、一応は糖分あるし。 電子ジャーからしゃもじではなくスプーンですくいとり、それをペットボトルの蓋をさかさにして盛る。 これがお茶碗というわけだ。 「ほら、赤ゆども、ゆっくりしたごはんだぞ」 ”ごはん”という単語は教えなくてもわかっているのか、それとも”ゆっくり”という言葉に反応したのか さっきまで泣いていた赤ゆたちは、もうそんなことを忘れてしまったようにペットボトルの蓋に群がる。 「ゆっくちたべりゅよ!」 「むーちゃ、むーちゃ!」 「もーく、もーく」 「ゆぇ〜ん、れいみゅもごはんたべちゃいよぉ〜!」 「まりしゃもたべりゅからどいちぇよぉ〜!ゆゆ〜ん!」 「ゆゆぅ〜?」 ペットボトルの蓋の茶碗は赤ゆにも小さかったのか、3匹が食べ始めると残り3匹は蓋のフチまで近づくことが出来ない。 そして、盛ってあったご飯が半分くらいになってくると、重量が軽くなったことで蓋が横向きにひっくり返り ころころ〜っと転がってしまう。 「ごはんしゃん、ころころしにゃいでね!いもうちょたちがまだたべてないよ!」 「ちあわちぇ〜♪まりしゃはもうおにゃかいっぱいだよ!」 「げっぷっ♪れいみゅのおにゃかぽんぽんだよ!」 「ゆぇ〜ん、ごはんさんゆっくりまってね!にげないでにぇ!」 「まりしゃのごはんさんまっちぇ〜!」 「ゆふ〜ん」 ペットボトルの蓋は失敗だったか。見た感じ餌箱っぽくていいと思ったんだがなぁ。 しょうがないから足元にごはんの固まりをスプーンひとすくいそのまま置いてやった。 どうせ下にひいてあるタオルは定期的に洗う予定なのでとりあえずはいいだろう。 「ゆ〜ん、おとーしゃんありがちょー」 「ゆゆ〜ん、おかわりきたからもっちょたべりゅよ!」 「げっっぷ、れいみゅはもうごはんしゃんなんてみちゃくもないよ!」 「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー!」 「むっちゃむっちゃ!」 「もくもくもく、もくもくもく」 あれ、いま俺のことをお父さんと言ったのか? よくみてみれば、赤ゆにもれいむ種とかまりさ種とか以外に個体差がありそうだ。 よし、観察しやすいように額に油性マジックで番号を振っておこう。 長女っぽい、妹おもいなれいむが1番 おかわりを食べているまりさが2番 もうごはんを見たくもないとか言ってゲップしてるれいむが3番 泣いてばかりいたれいむが4番 寝てばかりいてデコピンしたまりさが5番 頭がかわいそうっぽい感じのまりさが6番 さて、夜食も食べ損なったし今日はもう寝るか。 自分の食事の代わりに赤ゆを満腹にしてやるとはとんだ愛護派だぜ。 居間にダンボールを残して、ベッドのある部屋へ移動しようとする。 すると、赤ゆどもがダンボールをかしかしとひっかきながら俺の後に続こうとしていた。 「おとーしゃん、いきゃないで!」 「まりしゃもおとーしゃんとゆっきゅりしたいよ!」 「げっぷ、れいみゅもれいみゅもー!」 「おとーしゃんいかにゃいでー、ゆわぁぁぁあん!」 「まりしゃ、もうわるいこちょちないきゃらいっちょにゆっくちちちぇ〜!」 「ゆぅ〜ん!ゆぅ〜ん!」 れいむ種はもみあげをピコピコとさせてじたんだを踏み まりさ種は届くわけのないダンボールの壁面をぴょんぴょんと跳ぶ 6番の頭が悪そうなまりさまで必死になって”><”こんな表情をしながら顔をフリフリと振ってこっちに叫んでいる。 生まれたときから傍にいて餌をくれた俺を親ゆっくりだと確信し その俺が視界の外に行き、どんどん遠くに離れていくと感じたのだろう。 6匹は自分たちを捨てて親がどこかへ行ってしまうと思う必死に呼び止めている。 「ぷぅ〜」 俺は一度だけ振り返ってから屁をこいて、ベッドのある部屋へと移動した。 「ゆぇ〜んゆぇ〜ん!」「ゆわぁぁ〜ん!」という泣き声がしばらく続き 夜中にトイレへ行ったときにそっと覗いてみたら 1番の長女れいむを中心に5匹は輪になって固まって寝息をたてていた。 「ゆぅゆぅゆぅ・・・みんにゃゆっくちちちぇね・・・」 「ゆゅ・・・おとーしゃん・・・zzz」 頬と頬をすりあわせて、しあわせー♪といった感じだ。 ちょっとイタズラ心で額に1番と書かれている長女れいむをツマ楊枝で突っつく。 「ゆぴゃ!」 サッと俺はダンボール内から死角になる位置に身を隠し様子を伺うと 1匹だけ目を覚ました長女れいむは、薄暗い暗闇の中で親がいない事を思い出し 「ゆ・・・ゆゆ・・・おとーしゃん・・・おとーしゃんはもうかえっちぇこにゃいの? ゆ・・・ゆゆゆ・・・ゆわぁぁぁぁ〜ん!」 と大声で泣き出した。 この長女れいむを中心に輪になっていたところを見ると きっと他の5匹を励まして親がわりになっていたのだろう その心が折れて泣き叫んでいる今、どうなってしまうのかとハラハラしながら様子を伺った。 長女れいむの泣き声で他の赤ゆも目を覚ます。 「ゆゆぅ・・・ゆっゆっ、ゆえ〜ん!ゆえ〜ん!」 「ゆぅ?・・・ゆ・・・ゆわぁぁ〜ん!おとーしゃーん!」 「ゆっ!?・・・ゆわわぁ〜ん!」 「ゆぅゆぅ?・・・zzz」 「ゆゆぅ?ゆゆ〜ん!ゆゆ〜ん!」 あれ、5番のよく寝るまりさだけ反応がないな。 見えないように、手だけスッとダンボール奥に忍ばせてツマ楊枝でチクリッ! 「ゆぴゅ!」 赤ゆからすればサソリのような生物が突如巣に襲い掛かってきたように見えるだろう。 それから、5番まりさも他の5匹が泣いているのを見てパニックに陥りふるふると震えて泣き出した。 「ゆえ〜ん、おとーしゃんたちゅけちぇー!まりちゃきょきょだよー!」 そのおとうしゃんが刺したわけですが(笑) さて、あんまり夜更かしすると体に悪いし今度こそ寝るか。ゆっくりゆっくり。 朝、すっかり赤ゆどもの事を忘れて居間に入ると 泣きつかれて葛饅頭のようになった赤ゆどもが俺に気がついて色めきたつ。 「ゆ・・・ゆゆ!おとーしゃんだ!おとーしゃんがかえっちぇきちゃよ!」 「ゆゆっ?おとーしゃん!おとーしゃん!」 「ゆっくちちちぇいっちぇね!ゆっくちちちぇいっちぇぶぴゅ!」 「ゆわぁぁ〜ん!おとーしゃん!」 「まりしゃいいきょにしちぇるからもうどこにもいきゃないでにぇ!」 「ゆぅ〜ん!ゆゆぅ〜ん!」 ああそうか、昨晩赤ゆを飼い始めたんだっけ。 とりあえず、また白いメシでもくれてやるか。 ん? 箱の中を見ると、逆さにしたカップアイスの蓋の上に5個の餡子の固まりがあるが ペットボトルの蓋の中に1個、同じような餡子の固まりがこびりついていた。 「こっちにうんうんしたの誰だ?」 6匹の前にペットボトルの蓋をもって見せる。 すると、3番のれいむが前に進み出て 「れいみゅだよおとーしゃん、そっちでうんうんしたほうがおちりをこうやってズーリズーリふけてきもちいいんだよ!」 そういって、ゆっへんとお尻を突き出しピコピコと左右に動かして見せる。 「はい、おしおき」 ペットボトルの蓋をそのまま3番のれいむに被せる。 プチトマトサイズの赤ゆにとってペットボトルの蓋は目元まですっぽりと入って内側の溝のせいで手のないゆっくりには簡単には外れない。 「れいみゅのおべべがぁ〜!まっくらでみえにゃいよぉお!」 まるで、目を抉られたかのような事を叫んでいる。 その間に、他の5匹には白いごはん。 「れいみゅもたべりゅよ!ゆっくちたちゅけちぇね!ゆえ〜ん!」 「お前は、昨日ごはんなんてもう見たくもないとか言ってたよね。ゆっくりできないゆっくりはこうなるんだよ!」 長女れいむと4番れいむ、6番まりさは心配していたが、他の赤ゆはお構いなしにごはんを平らげていく。 「むっちゃ、むっちゃ〜ちあわちぇ〜♪」 成体まで育てて、無料で赤ゆ食い放題にするつもりだが 子育てをするのが大変だなと半日もしないうちに実感した。 ここは、どこかからか教育係の親ゆっくりを手に入れて育てさせるか。 部屋から出るときにまた、赤ゆどもが大騒ぎを始めるだろうと思ったので 食べてる間にこっそりと部屋を出て外へ出かけた。 子育てといえば目指すは、れいむ種かちぇん種だ。 おにいさんわかるよー。 ・・・つづく。 過去の作品 ゆっくりいじめ系1222 ゆっくり繁殖させるよ! ゆっくりいじめ系1254 赤ちゃんを育てさせる ゆっくりいじめ系1261 水上まりさのゆでだこ風味 ゆっくりいじめ系1297 ゆっくり贅沢三昧・前編 ゆっくりいじめ系1466 ゆっくり贅沢三昧・後編 ゆっくりいじめ系1467 まりさの皮を被ったアリス ゆっくりいじめ系1468 肥料用まりさの一生 ゆっくりいじめ小ネタ222 ゆっくっきんぐ ドナーツ編 ゆっくりいじめ系1532 可愛そうな赤ちゃんにゆっくり恵んでね ゆっくりいじめ系1580 ゆっくりしなかった魔理沙と愛のないアリス ゆっくりいじめ系1673 ゆっくりクアリウム ゆっくりいじめ系1715 ゆっくりトイレ ゆっくりいじめ系1735 ゆっくりれいむと白いお部屋 ゆっくりいじめ系1743 プラチナまりさとフリーすっきり権 ゆっくりいじめ系1761 ちょっとしたイタズラ ゆっくりいじめ系1905 あったかいゆっくり ゆっくりいじめ系1935 しゃべらないゆっくり ゆっくりいじめ系1940 愛されまりさの一日 作者:まりさ大好きあき
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2565.html
ゆっくりは生首饅頭の夢を見るか? 5KB パロディ 悲劇 飼いゆ 創作亜種 独自設定 きっとカオス寄りなんだと思います ・18回目 ・変な普通のまりさです。 ・ゆめにっきのパロディ的な何かです。 ・ダークメルヘンさのかけらもないです。難しい・・・。 ・ゆめにっきというフリーゲームを知ってる方にすら伝わりにくい気がします。 ・虐待も愛でもHENTAIもないです。 ・ぬえかかりか迷いますけど、俺はせっかくだからこのかりを選ぶぜ! ・タイトルの元ネタみたいなのじゃありません。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス まりさは、夢を見ていた。 繰り返し繰り返し良い夢を見ていた。 まりさにとっては広大なお部屋。 そこには、大好きなお姉さんと自分が居て、二人で笑いながらゆっくりしている。 ただゆっくりしているだけの夢。 ずっとゆっくり出来てまりさは幸せで。 繰り返し繰り返し良い夢を見ていた。 「ゆ・・・」 まりさがいつも通り何も変わらない夢から覚めた。 おさげで目をこすってから辺りを見回すと、いつも通りの光景が広がっている。 真紫の広い床の上で、刃が落ちては上り落ちては上るギロチンが稼動している。いつも通りの光景。 「またここからだね・・・」 まりさは異常な光景をいたって平静に眺めてから、跳ねて移動し始める。 行っても行っても、ループしているかのように何もない。 だが、たまに休憩を挟みながら、まりさは黙々と跳ねる。 しばらくすると、人影が近づいてくるのが見えた。 まりさはそれを見て笑顔になりかけるが、これもいつも通りだと悟り、すぐ笑みが消える。 「ゆっくりしていってね」 おざなりな挨拶をするが、人影が返事してくれないことはわかっている。 まるで鳥のような顔をした人間とすれ違うように、まりさは跳ね続けた。 やがて、ポツンとタンスが置いてあるのが見える。 「ゆっくりとうちゃーく」 まりさはしばらく一息ついた後、帽子の中から黒い卵を取り出して口に含んだ。 どこからともなく鳴り響く電子音と共に、まりさは光に包まれる。 数秒の淡い光が光って消えた後には、まりさは手足のついた魔女の姿になっていた。 まりさにとって理想の姿。 それは、もはやいつも通りの光景だったのでまりさは気にも留めない。 「ゆっくりたんすさんをあけるよ」 宣言通り、まりさは手を使ってゆっくりとタンスを開ける。 まりさは、いつも通り意識が遠のくのを感じた。 まりさが目覚めたのは、これまた奇妙な部屋だった。 壁にはコンセントプラグのようなキャラクターがいくつも描かれており、床と天井は透明な板で出来ていて時たま赤い数字が描かれている。 辺りを見回すと、無造作ながらに整列している無数のベッドや一列に規則正しく先程のタンスが複数置かれている。 良く見ると遠くに先程の鳥人間と違う格好の鳥人間がうろついているが、まりさは時間の無駄だとばかりに無視して、壁伝いに歩き始める。 コンセントプラグの壁に沿ってしばらく歩くと、ネオンのように光る扉があった。 まりさは躊躇なくその扉を開けて入る。 扉の中へ入ると、扉はひとりでに閉じた。 ネオンの扉の先にあったのは、扉をくぐる前の部屋と同じような内装で、前と違うのはその室内の大きさだった。 無駄に広いその空間を、まりさは迷うことなく一点へ向かって歩く。 着いたのは、赤い球体がはめ込まれた扉。 その扉を開けて、まりさは暗い部屋の中に出た。 その部屋には壁と天井がなく、十三枚の扉だけがぽつんと存在しており、床を良く見れば幾何学模様が描かれている。 もはや、慣れてしまったまりさには、何の感慨もなく。 隣の木の扉の前に行く。 「・・・」 何故か、緊張したような真面目な表情になりノブを持つ手が震えている。 数十秒そうしていたが、意を決して扉を開けた。 いつも通りのお部屋の中。 目の前に立っているのは、お姉さん。 いつも眠たそうな糸目。 さらさらでまりさのおさげとお揃いの三つ編み。 かわいいお飾りがついた洋服。 全部が全部大好きなお姉さんだった。 「おねえさん!!!」 まりさは抱きしめてもらおうと身体をお姉さんに向かって突き動かす。 「ゆっくりしていッ・・・!?」 だけれど。 いつも通り、抱きしめてもらえなくて。 いつも通り、自分のおなかに違和感を感じる。 冷たい何かが刺さっているような。 熱い何かが吹き出てくるような。 「おねぇ・・・さん・・・」 それでも、抱きしめてもらおうとまりさは手を伸ばす。 その手は徐々に淡い光になって消えていく。 消えたころには、手足なんて存在しないいつも通りのゆっくりに戻っていた。 一つ違うのは、自分のおなかに穴が出来ていて餡子が出ていたこと。 「おねえざんおねッえじゃんおねえざんっおにぇえじゃんおねえざんおねえじゃんおね・・・えざんおにぇえ・・・じゃんおねえざん!?」 痛みと不気味さと寂しさを涙目になってこらえながら、薄れゆく意識でお姉さんを呼ぶ。 お姉さんは、苦しむまりさのことが見えていないのか、眠たそうな糸目一つ動かない。 「も・・・っと・・・ゆっく・・・したかっ」 最後に見たのは、お姉さんの醜く歪んだ唇だった。 まりさは夢を見ていた。 繰り返し繰り返し悪い夢を見ていた。 まりさにとっては広大なお部屋。 そこには、大好きなお姉さんが居ない。一人ではゆっくりできない。 ただゆっくりできない夢。 ずっとゆっくり出来なくてまりさは不幸せで。 繰り返し繰り返し悪い夢を見ていた。 「ゆ・・・」 まりさがいつも通り何も変わらない夢から覚めた。 おさげで目をこすってから辺りを見回すと、いつも通りの光景が広がっている。 真紫の広い床の上で、刃が落ちては上り落ちては上るギロチンが稼動している。いつも通りの光景。 「またここからだね・・・」 良い夢は二度も続かない。悪い夢は二度と終わらない。 アトガキ マフラー子可愛いよッッ可愛いよおかわいいいよォマフラー子ォォアアァァア アァッ!! 大丈夫です。テンプレです。マフラー子が好きです。ヤマメと肩を並べてます。 ということで書いてみました。ゆっくりでゆめにっき。 ・・・全然出来てないっていう。 主人公は窓付きって女の子なんですけど、彼女がゆっくりについて意識あったらこうなるのかなぁ・・・とか思ったり。 実際にアイテムというかエフェクトで★なまくび★ってのがあります。 生首の象徴なんでしたっけ。鳥人間が虐めっ子で、窓付きがギロチンチョンパだから虐めの見せしめ的な意味合い? まさに動く生首ゆっくりに対して、自己嫌悪でおなじみ★ほうちょう★でプスリッ。でもゆっくりだから以下、無限ループ。みたいな自己解釈をした結果がこのSS。 脳内でやれと自分でも思いました。反省はしていますん。 ゆっくり並みに想像力掻き立てられるんで一度プレイをオススメします。ゆめ2っきもあるよ! まりさはいわずもがな★まじょ★です。 ご読了ありがとうございました。 やまめあき(仮) 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット ・ふたば系ゆっくりいじめ 1018 ゆっくりつくーる ・ふたば系ゆっくりいじめ 1054 夢想天生 ・ふたば系ゆっくりいじめ 1064 スペクタクルスパイダーウーマン ・ふたば系ゆっくりいじめ 1091 つるべおとし ・ふたば系ゆっくりいじめ 1118 ゆっくりのおもちゃ ・ふたば系ゆっくりいじめ 1123 いまじん ・ふたば系ゆっくりいじめ 1142 スポイラー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1163 ラブドール ・ふたば系ゆっくりいじめ 1172 益虫? 害虫? ・ふたば系ゆっくりいじめ 1189 スィークリング ・ふたば系ゆっくりいじめ 1214 てゐ! ・ふたば系ゆっくりいじめ 1227 ゆっくりは生首饅頭の夢を見るか? どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね ・女はつらいよ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る は△△の夢を見るか?ってタイトル多いけど、元ネタ知ってて使ってるひとって少ないよな -- 2013-10-29 19 08 53 近未来、多くの動物が死に絶えた世界に住む人々は 次第に高額で取引される原種ゆっくりを飼うのが憧れとなっていた・・・ -- 2012-10-04 00 49 28 キョアーオ、モノ子かわいいよモノ子 -- 2010-09-23 15 11 48 フィリップ・K・ディックってわかる? -- 2010-08-02 22 36 33
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/288.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 89 BJ2/コメントログ」 つづきは? -- 2014-08-07 05 02 38
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/49.html
床下のお家 12KB 前作 SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト 不感症なまりさ 水の上で飼ってみた まりさが何かにレイプされた話 この家族は、冬越しの為に人里へ降りてた すでに12月間近のこの時期、普通ならバカなレイパーでもすっきりを自制する季節 しかし、この夫まりさと妻れいむは、寝相でついすっきりした結果、子供ができたせいた 冬が近いため間引いたが、子供でゆっくりしたいため、それでも自分に似た1匹づつ残してしまった しかし、生まれてすぐ食べ盛りに入る赤ゆっくりの分の貯蔵は寒さ的に不可能だ まりさは、どうするか迷っていた、子供を間引くかれいむを・・・ だがその考えは実行されなかった れいむは提案した 人間の家にいけばゆっくりできると 「ゆ~ん、この家を、まりさ達のゆっくりプレイスにするよ!」 「わかっちゃよ、おとうしゃん!」 まりさは人里についてすぐに、ゆっくりプレイスにする家を決めた 地面であるコンクリートは、森とは比べ物にならないぐらい冷たい 生まれたばかりの赤ん坊を、帽子に乗せて移動するのも疲れ果てたからだ 「さっそく中に入ろうね」 「ゆっくりわかっちゃよ!」 親の言葉に1回1回、大声で反応する 少しでも自分を見てもらうため、ゆっくりさせてもらうための本能だ 自分を頼ってくれる元気な子供 2人は1回1回、涙がでそうなほど感動してしまう しかし人里は寒い、感動の余韻もそこそこに親子は入り口を探した 「どぼじで入り口ざんないのおお!!」 「ゆぁ~ん、しゃみゅいよ~」 「ゆっきゅしちゃいぃ!」 1時間近くかけて家を1週したが、入れそうな入り口は見つからなかった 鍵が開いてたとしても、ゆっくりに開けるのは無理に近い ガラスを割る芸当なんて、ドスか角があり力持ちな鬼種ゆっくりぐらいだろう 一家は途方にくれた 「ゆぐ・・・ごめんね、れいむにちびちゃん達・・・」 「仕方が無いよ、まりさ、きっとこの家の人間が入り口を隠す名人だったんだよ」 「おにゃきゃすいたよぉおお!!」 「しゃみゅいいいい」 「とりあえず、あの草むらで今日はゆっくりしようね」 しょげこんだまりさを慰めるれいむ 空気の読めないちび達 まりさは、軽くスルーして、草むらをれみりゃ達から身を隠す場所にして、明日になったらまた入れる家を探すことに決めた しかし、これが功をせいしたのか、まりさ達はゆっくりプレイスを見つけることができた 「・・・ゆ? ゆゆ! まりさが入り口さん見つけたよ!」 「ゆ!? ほんちょ!?」 「おちょーしゃんしゅごいよ! れいみゅが一番にはいりゅよ!」 草むらの後ろにあった穴に、家族は我先にと飛び込む と、言っても、ちび達は帽子の上でキャッキャ言ってるだけなのだが 「ゆぅ~ん?」 穴の中に入ったまりさが周りを見渡す 広い 今までのお家のどころか、皆と一緒にゆっくりした野原ぐらい広い 「しゅごいよ、とってもゆっきゅりひりょいよ!」 「あしょこは、れいみゅのへやにしゅりゅよ!」 「じゅりゅいよ、まりしゃの部屋にしゅりゅよ!」 部屋といっても仕切りも何も無い、そこはちょっとした凹みだった それでも、新しい家に自分の部屋がほしい子供達は、その凹みを取り合った 両親はそれを[ゆっくりしてるね]とニコニコして見守る 暫くして、れいむが子供達を止め、まりさの帽子に入れてもってきたご飯を食べてて、その日はゆっくり寝ることにした これが、最後のまともな食事になるとは知らずに 2日目 目を覚ましたまりさは家族を起こした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 家族全員での挨拶 一日の始まりの、最高にゆっくりできる瞬間だった 「それじゃあ、おとーさんは狩りに行って来るね」 「いっちぇらっしゃい、おとーしゃん!」 朝ごはんを食べて、昨日、入ってきた穴から出ようとする が、まりさはでれないでいた 「ゆ? どうしたの?」 「な・・・」 「ゆぅ?」 「なんででれないのおおおお!!!」 穴には柵ができており、まりさは外にでれないでいた 「お、落ち着いてね、まりさ!」 れいむが諭すと、落ち着きを取り戻したまりさは柵に体当たりを始めた 「邪魔な壁はゆっくり壊れてね! ゆぎゃっ」 しかしびくともしない 逆にまりさがダメージを受けるほどだった 「ゆぎぎぎぎ、ゆっくり壊れろぉ!!」 「まりさ、落ち着いてね、ケガしちゃうよ!」 「おとーしゃんがんばれー」 「ばきゃな壁なんきゃ、ぶっこわしぇー!」 最初の体当たりを傍観していたれいむは気づいた これは、まりさでも壊せるものじゃない 最初の体当たりを傍観していた子供は空気をよまない まりさをはやし立てた 数分後 そこには、体当たりのしすぎで顔を擦り傷だらけにした、まりさが倒れていた 「まりさ大丈夫? ぺ~ろぺ~ろ」 「おとーしゃんにゃんで、まけりぇるのぉ!」 「このばきゃぁ!」 れいむは、まりさの気遣った 子供は、まりさを罵倒した 「ゆぐぐ・・・ごべんで・・・まりさがもっと・・・」 「いいんだよ、まりさ、今日は調子が悪かっただけだよ」 まりさは、この日ケガをしたので狩りに行けなかった れいむは、キズ口を舐めてまりさを少しでも早く回復させてあげることに努めた 子供達は、お腹がすいたと愚痴りまりさを無能と罵った まりさと、れいむは、慣れているかの様にスルーした 3日目 朝起きて挨拶をした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね! おにゃきゃすいたぁ! ゆぁ~!!」 「しょうだよ! おにゃきゃすいて、もう、うごきぇないよ!」 挨拶もそうそうに、子供がお腹がすいたと言うので、家の中に生えていた草を集めて朝ごはんにした 家の中という事もあり、子供達も狩りに一緒に連れて行ってあげたら大喜びして走り回っていた 「それじゃあ、れいむ、狩りに行って来るね」 「まりさ、ゆっくり行ってらっしゃい」 お出かけの挨拶を交わす二人 子供達は、まりさへ挨拶もせず広い家を走り回っていた 「今日はいっぱい取ってくるからね・・・・・・・ゆっ!?」 「どうしたの、まりさ?」 れいむは、デジャブを感じた そういえば昨日は、硬い壁に邪魔されてでれなかった またあの壁が居るんじゃ・・・ しかし、れいむの予想は外れた 正確には、柵はあるがそれ以上の問題が発生したのだ 「雨さんが降ってるよ」 「ゆゆ!? ほんとうだね、ゆっくり降ってるよ!」 外を見れば、大雨がザーザーと言う音と、共に降っていた まりさ達からは見えないが、雷の音も遠くに聞こえる 「これじゃあ狩りに行けないよ・・・」 「ゆぅ・・・それなら家族でゆっくりすればいいよ!」 雨なら狩りに行けない なら、その分みんなでゆっくりできるではないか れいむの脳内餡子でゆっくり計算が行われた 「なんじぇ、きゃりに、いきゃないの!」 「おにゃか、いっぱいに、ゆっきゅりしちゃいよ!」 やはり子供達は空気を読まない 子供故に自分がゆっくりしないと気がすまない しかし、れいむとまりさも慣れたもの 華麗にスルーをして、ゆっくりさせた ゆっくりした子供達は、お腹がすいてることを忘れた 夜暗くなるまで家族は、ゆっくりした時を過ごした 「おきゃーしゃんのほっぺ、あっちゃきゃいよ・・・」 「おとーしゃんのほっぺ、かっきょいいね・・・」 就寝の時間 一家は纏まって床についた どこのゆっくりの家庭でも見れる光景だ これが、家族ですごす最後の夜だった 4日目 外は大雨 今日も、まりさが一番に起きてみんなを起こす 体が少し重く感じたまりさは、起きた体勢のまま、ゆっくり挨拶をした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 愛する家族とのゆっくりした挨拶 その余韻に浸る両親に、異変を訴えた もっとゆっくりしようね、そう言い聞かせていたまりさとれいむも異変に気づいた 家族全員がくっ付いて離れれないことに 「ゆあああああ!? なんでくっついてるのぉ!?」 「ゆぎぎ、まりさにまかせてね! すぐにゆっくりさせてあげるよ!」 「いじゃいいいいいいいいいい!!!!!」 状況判断をしようとした、れいむ 剥がそうと身をくねらせた、まりさ 頬がひっぱられて痛みを訴える、子れいむ ちなみに引っ付いている順番は 親まりさの左後頭部に、親れいむの右後頭部 親れいむの右頬に、子まりさの左後頭部 子まりさの右頬に、子れいむの左頬 子れいむの右後頭部に、親まりさの左頬 親まりさ→親れいむ→子まりさ→子れいむ→親まりさ...... このような順番で数珠繋ぎになっていた 「ゆっきゅりできにゃいいいい!!」 「いやじゃぁ!! おぶぢがえるー!」 子供達が、ゆっくりできないと泣き叫ぶ 両親は、どうにかしようと相談するが一考に良い案が浮かばない 離れようとしたら、皮が薄い子供達が激痛を訴えた ぺろぺろして剥がそうとしたが、それも効果がなかった 泣き叫ぶ子供、おろおろと困り不安な顔をする愛する妻 まりさは、1つの決断をした 「・・・・皆、ゆっくり聞いてね」 「ゆきゅりできりゅかぁ!」 「ゆっきゅりしゃせろぉ!」 「まりさ・・・」 子供達は、相変わらずゆっくりさせろとうるさく吼える こんな状況じゃしょうがない そう自分に言い聞かせて、まりさは続けた 「今までずっとゆっくりありがとうね。まりさは愛しい家族と、とてもゆっくりできていたよ」 「どうしたの? なんで・・・そんな・・・」 「ゆっきゅりできてるわきぇないでしょ! ゆっきゅりしちゃいよおおお!!」 「初めてれいむと会って、一緒にお家を掘って、夫婦になって、子供ができて・・・いままでとてもゆっくりできたよ」 「・・・・・・」 れいむはじっとまりさの言葉を聞いていた まりさの目を見たら、何を決意したかわかってしまったからだ 「だから・・・まりさの分もゆっくりしてね!」 「まりさぁぁぁあああああ!!!」 「うるしゃいよ、ばばぁ!」 「ゆああぁぁぁぁぁあああ!?!?!? いじゃいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 まりさは、家族への別れの言葉のあと体を思いっきり捻った 自分が犠牲になり、自分の皮だけ破れば家族を助けれる だが、まりさは誤算していた たしかに、まりさの皮は剥がれた くっきりと左後頭部に餡子が見える しかし、穴は1つ 思いっきり体を捻った結果、皮が薄い子れいむの皮も引きちぎってしまった 「いじゃいいいよお"お"お"お"お"!!!」 「ゆ"!? なんべ、でいぶぼ、やぶででるどぉ!?」 まりさの計算では自分が犠牲になるだけだった しかし、死ぬまでの数瞬、子れいむの様子が見えてしまった 親まりさと、子れいむは、わけもわからずそのまま息を引き取った 「ゆああああああ!! ぎょわいよおおおお!!! ぎぼいいいい!!! いじゃいいいいい!!!」 「ち、ちびちゃんゆっくり落ち着いてね!」 「ゆあああああ、いじゃいいいいいい、ぎぼいいいいい、いじゃあああああいいいいい!」 死体になった子れいむを、振りほどこうと、まりさは体を振った しかし、体を動かせば先ほどの、まりさと子れいむと同じ 未だ引っ付いてる親れいむに、皮を残し剥がれようとする 痛みが引くように親れいむに近づけば、死体が近づく 母に近づく、死体が近づく、振りほどく、痛みが走る、母に近づく・・・ 何度繰り返しただろうか その動きがようやく止まることになった 「ぐるばぁぁあああ!!」 「ゆっくり落ち着いてね!」 「 いじゃいいいいい!?!?」 子まりさが動きを止めた 母れいむの、おさげによる一撃で気がそれたためだ 「なにずるの! いじゃいで・・・」 「落ち着いてって言ってるんだよ! 死にたいの?! おとーさんとちびちゃんみたいになりたいの!!」 「ゆ・・・ぐ・・・いじゃいよぉ・・・・・」 殴られたことに反論しようとしたが、母れいむから生まれた初めて受けた体罰と罵倒にすっかり萎縮してしまった 「怒ってごめんね・・・でも、おかーさんは、ちびちゃんにゆっくりしてほしいからしたんだよ。ゆっくり理解してね」 「ゆっきゅり理解しちゃよ・・・」 不満が残るが、ここで食って掛かったらまたおさげで・・・ そう思うと黙るしかなかった (このままだと全滅だよ・・・でも、どうすればいいの・・・) 「おにゃきゃ、すいちゃよぉ・・・・」 (ゆゆ! そうだよ、れいむ閃いたよ!) れいむは圧倒的に閃いた 「ちびちゃん、コレがおかーさんの最後の言葉になるから、ゆっくり聞いてね」 「ゆぅ・・・わかっちゃよ・・・」 子まりさは、母の言葉なぞどうでもよかった まさか一生ゆっくりさせないようにするんじゃないか怖かった だが、れいむはそんな思いは欠片もなかった せめて、ちびちゃんだけでもゆっくりしてほしい そう願っていた 「おとーさんも、れいむに似たちびちゃんも死んじゃって、れいむとちびちゃんもこの通りゆっくりできない状態だよ」 「わかっちぇるよそんなこちょ・・・」 「だから、れいむも覚悟したよ」 「おにゃきゃすいちゃよ・・・」 「ちびちゃんは、れいむを食べて生き残ってね」 「ゆっきゅりしちゃいよ・・・ゆ? ご飯たべれりゅの!?」 「そうだよ、だから少しゆっくりお話聞いてね」 「ゆっくりわかっちゃよ!」 ご飯が食べれる 子まりさは黙った 「れいむは、これからちびちゃんのご飯になるよ」 (ゆゆ~ん、あまあまだよ!) 「でも、冬を越すには、れいむの体だけじゃ足りないから、れいむを食べたらおとーさんを食べてね」 (あまあまが、ふたーちゅ!) 「それでも足りなかったら・・・その時は妹のれいむを食べてね」 (でじゃーと、げっちょだじぇ!) 「できれば・・・できれば、妹は食べないで春さんが来たらお墓を作ってあげてね」 (なにゆっちぇるの? あまあまはまりしゃのなんだよ? ばかなの? さっさとしんじぇね!) 「以上だよ・・・じゃあね、ちびちゃん、ゆっくり生き延びてね」 (はやきゅ、あまあま、たべちゃいよ!) 「・・・・さぁ、お食べ!」 パカッ (あまあまげ~~~~っちょ!) れいむは真っ二つになった れいむの作戦、それはまりさと違い[お食べ宣言]をすることだ これなら自分が二つに割れて、ちびちゃんの皮は無事 れいむは、子のお腹がすいたと言う言葉をヒントに考え付いた作戦だった 1つの誤算を除いては・・・ 「ゆ~ん、うるしゃい、ばばあは、しんじゃね。すーぱーあまあまたいみゅだよ!」 親の死より、空腹優先 子まりさは、真っ二つになったれいむに飛びついこうとした 「ゆぅ~ん、あみゃあみゃ・・・ゆ? なんじぇ、あんよさん、うごきゃないのおおおお!?」 体を動かせど、体は微動だにしない それどころか、また先ほどの皮が千切れる痛みが襲う 「ゆぁー!? いじゃい! いじゃいよおお! あまあまたいみゅなのに、にゃんでぇ!?」 子供であるまりさが、どんなにがんばろうと動けるはずが無かった 真っ二つになったとはいえ、母の体積は自分の10倍近い 加えて、右頬には死んだれいむの体も引っ付いている 簡単なれいむの誤算だった 「ゆっきゅりしゃしぇてええええええ!!!!」 身動きが取れず、叫び続けるまりさの声は誰にも届かなかった 外は大雨、まりさの叫びをすべて打ち消すには十分だった それから1週間後 人間の家の床下には何も残ってなかった イラスト数点、SS数点を呼んでて複合合体 久々に書いたらこの結果だよ! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る さすがゆっくり。何もかもが裏目に出るww まりちゃゲス杉ww(寝相ですっきりするような親の自己中心的な深層心理を引継いだのか?) ※軒下に忍び込んだのは分かったが、柵は何故出てきた?(破損したのを修理した?) -- 2018-01-24 22 12 17 赤まりちゃが面白かった 名作 -- 2016-02-28 09 16 37 赤まりちゃ…… -- 2016-01-09 08 20 56 このゲスまりちゃ~~~(怒) -- 2014-11-16 08 04 35 赤まりちゃ最低だなw -- 2014-05-13 21 41 41 赤まりちゃは、空腹ゆうせんかよ!!!親の死どうも思わないとかww -- 2014-03-20 18 52 06 季節的に、凍りついたんじゃね? -- 2013-08-10 22 22 56 いい作品だった -- 2013-07-05 22 30 11 多分雨の湿気とかでくっついたんじゃね? -- 2012-04-08 01 00 38 実は家に住んでいた人がこっそりやった悪戯だったりしてw -- 2012-02-08 22 35 46 鬼意山が赤ゆを潰すのもいいが、こういうのもたまには悪くないなw -- 2011-12-21 15 13 16 善良でも教育が下手だと子はゲスになるのね… -- 2011-03-05 21 57 03 何故くっついたしw 全滅したから良し -- 2010-09-23 17 43 46 失敗しまくりで不運の連続のまりさ、まりさの不甲斐なさを責めないやさしいれいむ。 馬鹿ではあるが善良な夫婦だったのに・・・気の毒だ。 それにしても赤ゆの一家全滅効果はスサマジイ。ゲスなうえに鬼作の気配までさせてやがる・・・ ま、原因はこの夫婦が赤ん坊を作っちゃったことなんだけどね。 -- 2010-08-18 14 59 28 シンプルながら斬新で面白かった! -- 2010-07-16 00 28 38 こういうクズやゲスがいるから、善良な通常種が迫害されるんだよ。 -- 2010-07-15 06 14 09 馬鹿親と糞餓鬼の物語。 -- 2010-06-11 18 10 47
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/519.html
※ドスまりさ警報 責任のある者とない者 ドスまりさとその取り巻きのゆっくり達 力のある者とない者 水橋パルスィは楽しそうに暮らすこの連中が腹立たしくて仕方なかった。 ドスまりさが群の平和を守る事に努力を惜しまないように、パルスィもまた群の平和を壊す事に努力を惜しまなかった。 全員に何かする必要なんて無い。とある者の理性の箍を外してやれば良い。理性を失わせるには嫉妬がちょうどいい。 「なんで、ドスまりさのいうこときけないの!!」 珍しくドスまりさは怒っていた。 赤ちゃんゆっくりまりさがまた勝手にご飯を食べてしまったのだ。 「だって、おかなちゅいたんだもん。ゆっきゅりたべていいでしょ?」 「ダメだよ!これからふゆごもりなんだからえさはどれだけあってもたりないんだよ!!」 越冬、ドスまりさの管理する群では効率的に餌を集め、集団で冬眠する事から、その成功率は高い。 しかし、油断はできない。餌不足は争いを生む。それは群の存続を不可能にさせる。 ドスまりさは夏の終わりごろから口酸っぱく、皆に食糧の備蓄を呼びかけてきた。 それなのにこの赤ちゃんゆっくりまりさは無責任にも自分の事しか考えない行動に出たのだ。 ドスまりさにはそれが許せなかった。そんな行動をできる事が許せなかった。 自分がどれだけ苦労して食糧の備蓄をしているか、それなのにこの赤ちゃんまりさは。 自分はドスで群の長で責任があってちゃんとしなければいけなくて、 この無責任で自分勝手な赤ちゃんまりさが羨ましい。 その日を境に群はおかしくなっていった。 ドスまりさは次第にわがままになり、備蓄していた食糧もどんどんと食べてしまった。 心配したゆっくりたちが声をかけるが、それに怒鳴り散らす始末。 「ドスまりさのかってにさせてね!!」 取り巻きのゆっくりたちはかつての責任感があって、皆に優しいドスまりさを懐かしんでいた。 今はと言うとまるで何も知らない赤子のようだ。 このままでは越冬どころか、冬までに群が全滅してしまう。 まず群に起こった変化はまだドスまりさにリボンや帽子を預けていないゆっくり達の逃亡だった。 群の中では新参者でさっさと群を捨ててしまった。 ドスまりさにリボンなどを預けてしまっているものはこうはいかない。 普通なら理由を説明しリボンを返してもらうか、ドスまりさに改善してもらう場所を指摘し改善してもらうかの二択なのだが、 このドスまりさはそのどちらも拒否した。最初、その態度に怒り帽子の返却を強く申し出たゆっくりちぇんがいたが、 あっさりドスまりさに潰されてしまった。 冬を目の前にし、本来ならもう冬の準備をはじめていなければいけない。 それなのにこの群では明日の蓄えすらもう残っていなかった。 何匹かのゆっくりはリボンを預けていたとしても逃亡した。一生、後ろ指を差されることになるが死ぬよりはマシだ。 残ったゆっくり達は結託してドスまりさを排除しようとしたが、力の差は歴然。 クスクスと笑い転げるパルスィ。 ああ、あの責任感溢れた子がここまで堕ちるものなのかと自分の力を褒める。 ドスまりさは一人ぼっちになった。 惨めな一人ぼっち。周りには仲間だったゆっくりたちの死骸が転がっている。 苦楽を共にした仲間はもういない。 そこへゆっくりれいむの家族がやってくる。 みんな、仲が良さそうな家族だ。 パルスィはまた力を行使する。 この仲が良さそうななゆっくりれいむの一家が羨ましい。 こうして、ドスまりさは冬に飢えて死ぬまで何かに嫉妬し続けた。 by118 このSSに感想を付ける